この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
抱っこひもって色々売ってるし、地味に高い!…ですよね。
私は8個くらい買って使い比べたので、実際に使った使用感をレポートしたいと思います。
ベビービョルンのオリジナルは現在MINIというものにモデルチェンジしました。
機能性はほぼ同じです。
※以下はあくまでも個人の感想です。
ざっくり商品紹介
オリジナルは在庫処分のみとなっているため、モデルチェンジ後のMINIを紹介しています。機能・使用感はほぼ同じ。
- 新生児用追加パーツ不要
- なで肩や小柄でもずり落ちにくいクロス紐
- メッシュモデル・コットンとメッシュの中間のジャージーモデルがある
- 腰紐がないので重くなると厳しい
- 紐を引っ張るだけなので肩紐の調節は簡単
うちの初代抱っこ紐です。よくアカチャンホンポのセール対象品になっていて、その時に購入するのが安くておすすめ。
(※最近は見かけません)
装着感
肩だけで支えるタイプで正しく装着すれば密着感があります。
追加パーツ無しで新生児を抱っこできるのにとても簡素で素早く装着でき、その上で赤ちゃんをしっかりホールドできているので、抱き慣れない一人目とかにおすすめだと思います。
装着する位置は赤ちゃんのおでこにキスができる位置。
(説明書P5に実際にそう書いてあるの!)
たまに下の方でだららんって抱っこしてる人見かけますけど、隙間から子どもが落ちるので普通に危険です。
備考説明書P2にもそう書いてあります。
メリット
1. 新生児用追加パーツなし
インサートって何か面倒ですよね。夏場は暑いし。新生児なんてただでさえポカポカなのに。
アカチャンホンポセール時の値段とエルゴの最新型のインファントインサート(オーガニック・クールエア)の正規販売価格がだいたい同じなので、暑くて面倒なインサート代わりにこれでもいいんじゃないですかね。ついでに3500g以上から使用可能です。
2016年以降はエルゴも新生児からインサート無しで使えるモデルが標準になりました。
ベビービョルンオリジナル→エルゴオリジナルというのはもう古いですね…。
どっちがいいかな??
以前は新生児から使用可能と表記してあったのが、いつの間にか1ヶ月からという表記になってました。
(日本じゃ3500g以上の新生児は少ないから?)
2. 肩紐と背板が分離できる
最大のメリットだと思います!
これのお陰で、抱っこで寝た後に背中スイッチを押さなくて済むんですよ。
バックル外して背板ごとベッドや布団に寝かせてあげて、熟睡したらとってあげるだけ。
同じベビービョルンでも、腰紐のあるONEシリーズやWEは分離不可です。
3. サイズ調節が簡単
夫婦や他のお世話してくれる人と共有する時、肩紐の長さ変えたりストラップの位置調整したり…グズった!抱っこしたい!って時に悠長にそんなことやってられない。でもサイズが合ってないとすぐ痛くなる…。
ベビービョルンオリジナルなら脇の紐を引っ張ったり緩めたりするだけ!
長時間抱くなら、ちゃんとひし形のパーツの位置も肩甲骨あたりに来るように調整したほうがいいです。
4. 装着が簡単
慣れてなくても、
- 肩紐装着(長めにしておく)
- 背板の上に寝かす
- バックルを下から留めていく
- 紐を引っ張ってサイズ調整
と、簡単。
後ろでバックルを留めなくていいので肩が硬い人にも良し。
5. 前向き抱っこ
前向き抱っこができる抱っこひもも増えていますが、有名どころの前向き抱っこができる中ではおそらく最安じゃないでしょうか。
「前向き抱っこなんていらない」とも聞きますけど、うちは前向き抱っこ親も子も大好きです。
デメリット
1. バックルが独特
バックルが独特なので、使ったことない人には難しいように感じるらしいです。
メリットの4にある通り、慣れたらすごく楽なんですけどね。
ただ、バックル自体はカチャ!っととめられるONEシリーズの方がわかりやすいです。
ビョルンに限らず、抱っこ紐の使い方は販売店で教えてもらえるので、気軽に聞いてみるといいと思います。
たまに間違った使い方教えられることもあるらしいですが…。
2. 肩が痛い
多分1番のデメリット。
肩にだけ重さがかかる上に肩紐ペラペラなので、子どもが重くなってくるとかなりきつい。
これ1本で抱っこ紐卒業までいくのはかなり難しいかと。ベビーカー派としても別のデメリットがあるので…。
説明書上は12ヶ月11kgまでらしいですけど、11kgに耐えられる人は相当強肩だと思います…。
ちなみにへなちょこ肩の私はなんと6kgになる前に肩がダウン!
腰紐がないので、腰の弱い強肩パパは使い続ける人多いとかなんとか。
3. 持ち運び大変
メッシュタイプは収納袋がついてるらしいですが、コットンタイプはコンパクトにするのが難しいです。
追加パーツ無しで新生児を抱っこできる代わりに背板がすごくしっかりしていて、畳めない。
形も独特なのでよくある抱っこ紐収納袋は使えないです。
ベビーカーのカゴに入れておくにはそのへんが不便。
ただ、一般的な新生児用インサートよりはコンパクトだと思っていますが。
4. 脚ぷらーん
股の開きが小さいので、ちょくちょく股関節脱臼の原因になるならないで議論されている要素。
下にぷら~んって下がってるので歩く時に子どもの脚が自分の脚に当たるし、座るときは子どもの脚をどうしたらいいか困る。
オリジナル→MINIへのモデルチェンジにあたって改良された部分の一つ。
股の部分が太くなり、カエル脚に近くなりました。
まとめ
腰ベルトもないし、重量制限も11kgまでと短いので、短期間使用と割り切るならいいと思います。
首すわり前のふにゃふにゃな頃の使用に関してはしっかりホールドできて安心感があります。
他の新生児インサートなしタイプはちょっと大きくて、実際に子どもを抱っこして試着した時に埋もれちゃう感じがしたんですけど、これは脇を支えているのでどんどん埋もれるってことは起こらないです。
小さいけれど、その小ささが3ヶ月頃までは安心できます!
ONE+も使ったけど、ONE+は新生児にはやっぱりちょっと大きいかな…?
顔が谷間に埋もれちゃうこともありますが、顎下にタオルを入れて首カックン防いであげると対策できます。