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この記事は2021年3月時点での最新情報です。
この記事では前乗せチャイルドシート標準タイプ(前カゴがチャイルドシートになっているタイプ)の子ども乗せ電動自転車の紹介・比較をしています。
2人目の歳が近い(年子・2歳差くらいまで)などでフロントシートを長く使う必要がある場合、シートが大きめであるこちらのタイプが長く乗ることができてオススメ!
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「電動アシスト付き」に限ると
- ブリヂストン
- パナソニック
- ヤマハ
の大手3社に”ほぼ”絞られます。
そして、各社1車種ずつ(パナソニックはグレードが2段階ある)しかないので、このタイプを選ぶとほぼ3択ということに。
20インチ
フロントチャイルドシート標準タイプに関しては、現在3社とも前後20インチモデルしか製造していないようです。
2016年モデルまでは前輪22インチ/後輪26インチのタイプもありましたが、現在はありません。
身体が大きくて20インチはちょっと…と思っているかもしれませんが、180cmオーバーの夫も20インチで問題なく乗っているので大丈夫。
実際に試乗してみたところ、標準チャイルドシートは制限身長体重は同じですが、大きさに結構差があります。
年の近い2人目などで前座席に長く乗る必要がある場合は足部分が5段階調節のbikke POLARがゆったりしていてオススメ。
ギュット・クルームは足部分の長さ調節はできませんが、むき出しである分膝を大きく曲げても当たらず、ある程度大きくなっても大丈夫。
PAS Kiss mini unのコクーンルームはむき出しにならない安心感はありますが、空間に広がりがないため、大きめの子だと早めに狭く感じてしまいます。
bikke POLAR e (BRIDGESTONE)
適応身長のめやす | 138cm~ (3人乗り147cm~) |
重量 | 30.8kg |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
走行可能距離 | ロング 78km オート 63km パワー 56km |
充電時間 | 約4.0時間 |
ハンドルロック | ハンドルについているレバー |
車体全長 | 176cm |
ブリヂストンのフロントシート標準タイプモデル。
レインカバーをいろいろな種類から選びたいならこちらが無難です。
何かパナソニックもヤマハも独自色出過ぎて、メーカーから出ている専用品が第1選択肢になります。
スマートシート
3車種の中で調整段階が1番多い!
また、インナークッションを外すとかなりゆったりした作り(その代わりクッションは薄くなる)。
大きめの子でも余裕を持って座りやすいです。
ベルトのバックルも自立するので、子どもを乗せる時に巻き込みにくくなっています。
長さの調整も片手で簡単に可能。
やっぱりシートベルトを締める少しの間でも子どもは暴れるので、こういう機能うれしいですね。
デザイン
子供2人乗せられる子乗せ自転車としてはスタイリッシュなデザインが特徴。
オプションを選べる代わりに、クッション必須にも関わらず別売りなので、お店を探す際はクッションの値段も考慮するべし。
安く見えてもクッション合わせると結局値段他と変わらなかったりします。
でも、
- 自分で簡単に取付可能
- 整備に差が出るものでもない
というものなので、本体とは別のお店で買ってしまうという手もあります。
クッションをセットにして販売しているお店もあります。
(私が実店舗で自転車を購入した際に、「ネットで買ったほうが安い」ってコッソリお店の人に言われたくらいいいお値段…)
リアチャイルドシート
そのため、駐輪場でも幅を取らず、コンパクトになっています。
その代わり、純正以外のチャイルドシートが基本的に利用できません。
こちらで買えます
公式ビッケ ポーラー e | ビッケ | 子ども乗せ 電動アシスト自転車 | 電動アシスト自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社
ギュット・クルーム (Panasonic)
適応身長のめやす | 142cm~(3人乗り154cm~) |
重量 | DX・32.7kg EX・33.3kg |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
走行可能距離 | ロング 80km オートマチック 60km パワー 50km |
充電時間 | 約4.5時間 |
ハンドルロック | スタンド連動 |
車体全長 | 179cm |
パナソニックのフロントチャイルドシート標準モデル。
EXにはラクイックが搭載されています。
色展開も異なります。
スマートキーが自転車の鍵。
スマートキーが近くにある状態でアシストのスイッチをオンにすることで解錠できるシステムです。
自転車の鍵って小さくて、子ども連れていて適当にカバンやポケットに入れるとよく行方不明になるので、そのストレスから解放されると思うと魅力的です。
施錠は手動なので、そこはお忘れなく。
バッテリーが大きい
2020年モデルではバッテリー容量も走行距離も他社と横並びでアドバンテージではなくなっています。
1回の充電で長持ちするので、充電回数が少なくて済みます。
充電回数が必然的に減るので、バッテリーにも優しい。
電動アシスト自転車で一番劣化が早いのはバッテリーです。
アシストが強い??
パナソニックの電動アシスト自転車を調べると、
「試乗してみたらこぎ始めが強くて、ちょっと怖いと思いました…」
みたいな声をよく見かけます。
特に普段あまり自転車に乗らない人の声としてよく聞きます。
でも、電動アシスト自転車を5年以上乗っている私からすれば、
そのうち慣れます。
パワーモードでこぎ始めても何も思わなくなりますよ。
(自転車屋ではパワーモードで漕ぎ始めるのはおすすめされなかったですが)
クルームシート
主な特長
- 衝撃を和らげるエッグショック(詳細はコチラ)
- 立体構造の肩ベルトで乗せ降ろししやすい
- フルオープンで乗降しやすい
- 開閉ガードガードのグリップは柔らかく持ちやすい素材
- ベルトを引くだけで調節可能なクイックアジャスター
- サンシェードが標準で付属!!
独自形状のため、汎用のレインカバーが取り付け不可の場合があります。
専用オプションとして日除けバイザーとビニールレインカバーのセットやフットマフが販売されています。
他のメーカーと比較すると足がむき出しに見えますが、座らせてみると意外と大丈夫。
開けているので乗せ降ろしが楽です。
人気のリトルキディーズやsoccaは使えます。
2020年モデルでリヤ用のクルームシートがオプションで登場しましたが、もちろん取付可能です。
従来のプレミアムリヤシートとの差額は1000円。
車体が長め
この記事紹介している自転車の中で最も車体が長いです。
ハンドルロックもスタンドを立てるまでかけられません。
身長に自信のない方は、試乗の際に難なくスタンドが立てられるかを確認したほうがいいです。
こちらで買えます
PAS Kiss mini un (YAMAHA)
適応身長のめやす | 142cm~ (3人乗り146cm~) |
重量 | 30.6kg/SP 31.0kg |
バッテリー容量 | 12.3Ah/SP 15.4Ah |
走行可能距離 | オートエコプラス 62km スマートパワーアシスト 47km 強 42km SP オートエコプラス 78km スマートパワーアシスト 59km 強 53km |
充電時間 | 約3.5時間 SP 約4時間 |
ハンドルロック | スタンド連動 |
車体全長 | 172cm |
YAMAHAのフロントチャイルドシート標準モデル。
コクーンルーム
- すっぽり覆う形なので安心できる
- ガバッと開けば子どもを持ち上げる高さは低くて済む
- 固くて強そうな見た目に対して、中は柔らかいクッションで快適
前シートは子どもがむき出しで心配…という方にオススメ。
ただ、しっかり覆っている分
- 乗せたり降ろしたりする際に開け閉めするのがめんどくさい
- レインカバーが専用品じゃないと使えない
といったデメリットも。
通気性に関しては、穴があるので大丈夫。
直射日光や風を遮ってくれます。
2021年モデルよりコクーンルームプラスになり、
- 通気孔が前面に追加され通気性が向上!
- サイズ感はそのまま凹凸を減らすことで足元が広く
と進化しています。
ただ、足の部分の長さが調節できないので、子どもが大きめだと早々に窮屈になってくると思います。
実際に相談した自転車屋の店員さんにも言われました。
うちの子はかなり大きめだったので見送りに。
自然なこぎ出し
ヤマハ発動機というだけあってアシストに力を入れています。
- 自然な漕ぎ出し
- パワーモードでの力強いアシスト
電動アシスト初心者や坂を登ることが多い人にオススメです。
軽い・小さい
2017年モデルでは前乗せ標準の電動アシスト自転車では最軽量(僅かな差ですが)。
特にスタンドを立てる際は車体が短いと立てやすいです。
軽く踏むだけで立てられるスタンドがついてはいますが、小柄な人だとそもそもハンドルから手を離さないと足が届かなかったりします。
特にPanasonicのギュットは車体が長い上にスタンドを立てるまでハンドルロックがかかりません。
子乗せ自転車は特にハンドルからスタンドまでの距離が長めなので、小柄な方はこの点でも比較してみるといいと思います。
狭い駐輪場などのスペースが限られている場所だと、この僅かな差でも結構違いを感じます。
こちらで買えます
公式PAS Kiss mini un SP – 電動自転車 | ヤマハ発動機
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