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30歳過ぎてから初めてピアスを開けてみた記録です。開けた場所、痛みの有無、安定までの期間、ケアの方法などを書いています。
31歳半で急に思い立ってピアスを開けました。
アクセサリーが気になってしまうタイプで、あまりに身につけることがなかったのですが、年齢とともに顔の地味さが気になってきたので、おしゃれとしてやってみることにしました。
出産する前はパッチンと挟むクリップタイプや、挟むだけのノンホールピアスをつけていましたが、ずっとつけていると痛いし、落ちちゃうのが気になっていました。
最近は軟骨部分に引っ掛けるイヤーカフというのも出てきましたが、私はどうも軟骨が薄く柔らかいようで、取れやすいのです…。
開けないまま30歳過ぎちゃってるので、もう一生そのままだと思ったんですが、夫と”耳つぼダイエット”の話をしていて、そこからイヤリングの話になり、「穴開けるのがなんだかんだで痛くないらしい」と言っていたらなんか数日後に穴開けていました。
若気の至りですね、30歳過ぎてるけど。
開けた当日
どこで開けた?
30歳過ぎてるというのに、自分で開けて貫通しなかったり・膿んだり・斜めになったりしても恥ずかしいので、病院に行きました。
近隣の病院でピアス穴あけの料金をホームページに明示していて、ファーストピアスの代金だけでやってくれるところを選びました。
美容施術もやっている…というかどちらかというと一般の保険診療もやっている美容皮膚科・形成外科です。
私の行った病院はブロムダールの医療用ピアスでピアッシングしていました。
施術前に保冷剤で冷やし、先生がやってきてマーキングした場所にピアスガンでカチャン!として終了です。
かかった時間は多く見積もって3分くらいでは…?
穴の位置
穴の位置のカウンセリングがある病院もあるようですが、私の行った病院は自分でマーキングしました。
一応左右ズレの確認はしてもらえました。
正面から見て同じ高さにピアスが来るようにしました。
耳たぶど真ん中より少し下&外側にしました。
ど真ん中にすると、ホール増やしたくなったりしたときに困ると見たので、ちょっとズラしました。
また端すぎると、裂けやすくなるので、端から5~6mm離しています。
絵だと左右対称なのだが…
右と左を耳の中で同じ位置にすると高さはズレるし、顔に対して同じ高さにすると耳の中での位置が違っちゃうしでなかなか上手くマーキングできなかったんですが、看護師さんに言われて左右で耳たぶの大きさが結構違うと判明。
高さは同じだし、正面から見てもピアスが見えるのでトータルバランスではいい感じなのですが、バラバラに写真を見ると非対称な感じが否めません…。
実際ゆらゆらしたチャームのついたスタッドピアスをつけると、右はいい感じにキレイに揺れるのですが、左は耳たぶにチャームが当たってなんか可愛くない。(天然石とかの重いやつは重みで下がるせいかそうでもない)
フックピアスも小さめのフックだと揺れ具合が左右で違うので、フック自体を広げて変形させたりして左右の揺れを合わせる感じに…。
でも一粒ジュエルとかだと左右バランスいいので開け直すほどでもないんだよね。
耳たぶにチャームが当たるピアスに関しては、透明なOリングキャッチを左耳モチーフと耳の間にスペーサーとしてかませることで解決しています。
痛みは?
保冷剤で冷やした影響はわかりませんが、開けるときの痛みは
右耳は無痛
左耳は一瞬チクッとした程度
でした。
開けるときは痛くなかったです。
帰り道自転車漕ぎながらちょっとジンジンしている程度。
擦りむいたときのほうが痛いです。
開けるときは痛くないのですが、ホールが完成するまでは引っ掛けたりするとめちゃくちゃ痛いです。
生傷ですからね。
立爪は選ぶな!!
ファーストピアスは、自分で購入するピアッサーにしても病院で選べる医療用ピアスにしても、立爪ジュエルが選べたりするんですが、なるべくツルンとした角のないデザインをオススメします。
私は在庫の都合で立爪ジュエルのファーストピアスをつけたのですが、とにかく引っかかる!!!!
髪・タオル・服・枕…とにかく引っかかる!!
8週間我慢した後、シンプルなシルバーボールのストレートバーベルに付け替えたら全く引っかかりません…。
無骨なシルバーボールのファーストピアスは”なんでそんなかわいくないものを…”と思ってたんですが、今選ぶならボールモチーフ一択です。
ピアスホールを早く安定させるには、触ったり引っ掛けたりせずに刺激を極力与えないことが大事です。
この後追加でピアスを開けたのですが、ファーストピアスにボールを選んだところ、全く引っかからないので早く安定しました。
ピアッサーにしてもボールデザインのものが選べるようになっていますし、それを選ぶのが無難です。
まぁ、パッと見可愛くないんですけど…。
どんな格好でも合わせられるデザインではあるので…。
ピアスになれると、ボールデザインのすばらしさがわかりました。
入浴
当日から入浴できます。病院で消毒はしないように言われました。
消毒ではなく、毎日シャワーでよく流すこと(と、痛くない範囲で石鹸を泡立てて洗浄)で清潔を保つことのほうが大事とのことです。
この辺は病院によって対応が違うようですが、以前怪我をして別の形成外科に行ったときも消毒はせずによく洗浄という指示だったので、基本的に消毒はしていません。
シャンプーは要注意
何も考えずにわしゃわしゃと洗髪をしたら見事に引っかかって、ものすごく痛い目にあいました。
引っかかって激痛、引っかかってるのをとるのも激痛、その後も激痛。
こういう刺激によって大きく腫れたり、膿んだりすることもよくあるので注意が必要。
タオルも要注意
タオルで髪の毛の水気を拭うときも要注意です。
タオルの繊維自体も引っかかるし、髪が引っかかりやすいタイミングでもあります。
何度か引っ掛けて痛い目にあいました。
ちなみに、ボールのピアスはタオルに引っかかったことないです。
寝るとき
開けた方を下にして寝ると痛い!…と聞くのですが、そうすると両耳一気に開けると寝返りもうてなくなる!?
…ということはなく、そんなに気にすることなく眠れました。
寝てみても平気だったのですが、一応圧迫しないように、ピアスの位置は枕に乗らないよう、頭の上半分を枕に乗せていました。
タオルをかけていたり、枕カバーのデザインによっては繊維が引っかかる可能性があるので(特に立爪デザイン)、注意がいるかも。
私はヘアケアのためにシルクの枕カバーを使っているのですが、絶対に引っかからないので良かったです。
1週目
この辺は普通に傷なので、当たったりしたら痛いのは当たり前。
シャワーでの洗浄時も、一番弱くして優しく流す。強いシャワーが当たると痛い。
引っ掛けまくる
ピアスのある生活にまだ慣れていないので、事あるごとに引っ掛けます。
髪を洗っては引っ掛け、タオルで拭くときに引っ掛け、着替えで引っ掛け…。
引っ掛けたら保冷剤で冷やしていました。
特に腫れたり膿んだりはせず。
マスクにご用心
マスクの必要な時期に開けたため、マスクを取るときについ引っ掛けてしまうことが多かったです。
ゴムを伸ばして片耳ずつ丁寧に外せば大丈夫です。
というか、今までピッと引っ張って取っていたので、引っかかるに決まってますよね。
外とかで一時的に顎にかけているときに、耳からずり落ちて引っかかることもよくありました。
2週目
ちょっと当たった程度では痛くなくなってくる。
1週目は洗髪時に強めのシャワーがかかるだけでも痛かったが、平気に。
かゆみとの勝負
傷が治りかけてくるので、痒くなってきます。
極力触らないように我慢…。
6月半ばに開けたので、時期的に汗でもかゆかったです。
夏に開けても膿んだり金属アレルギーが出たりはしなかったですが、汗疹が出やすい肌なのでそっちで余計に痒かったです。
3週目
多少なら引っかかっても激痛にはならなくなった。
前後に動かしたりしても、痛みはなくスムーズ。
スムーズになったのでつい触って動かしたくなってしまうので注意。
着けていることに慣れてきたので、特筆するようなことがない時期。
枕に頭半分だと首凝ってきたので普通に寝始めた。特に問題はない。
1ヶ月経過
毎日の洗浄で、特にトラブルもなく、1ヶ月を経過。
4週経てばセカンドピアスに交換できるという話もチラホラ出てきたりするようですが、病院では6週、耳たぶ厚めの人は8週は外さないようにという指示があったので、ファーストピアス継続。
腫れが引いてきて、ポストがちょっと長いことと、後ろのキャッチが顔側に当たってちょっとかゆいのが気になってきました。
7月半ば、痒い
ピアスをして痒いというと金属アレルギーを疑いたくなるのですが、やはり何もつけていないときと比較すると洗い足りないし汗もたまリます。
痒くてしょうがないときに、滅菌密封のぬれコットン(産後の余り)で拭くようにしたら、かなり調子が良くなりました。
7週間経過
8週間と言われていたものの、後ろのキャッチが気になってしょうがなかったのでセカンドピアスに交換。
外から見た感じでは大丈夫だと思って抜いたのですが、まだ中の方では傷を治すための体液が出ていたらしく、30秒程度でも裏側に膜が張っていました。
ファーストピアスは先が尖っているので、抜いちゃったら再び挿すとホール内を傷つけてよくないので、諦めてセカンドピアスを挿します。
まだ中が未完成だと思ったので、テラマイシン軟膏を潤滑剤としてピアスに塗って挿しました。
セカンドピアスへ
セカンドピアスはボディピアスを買いました。
ボディピアスはつけっぱなし前提で作られているので、軽いし引っかかりにくいし、ほとんどがサージカルステンレスでできていてアレルギー対応です。
裏が平らなラブレットがマスクにも引っかからなくていいと思って使ったのですが、ピッタリじゃないと意外と後ろのディスクのところに髪が引っかかったりしました。
あと、後ろから挿すの単純に大変。
ネジ締めるのが難しくてプッシュピンタイプを買ったり、色々しましたが…
ボディピアスでは一番スタンダードなストレートバーベルに落ち着きました。
裏も3mmボールをつければ気にならないし、引っかかりもしません。
長さがファーストピアスの長さと同じ8mmだと長いし、6mmだとキチキチでボールキャッチを締めるのが大変だったので、楽天を探して7mmを購入。
先に紹介したストレートバーベルが50円ってことを考えるとトテモタカイのですが、4mm・5mm・7mm・9mm・11mmという他の格安ピアス店ではなかなか見つからない長さが購入できるので、どうしても長さがしっくりこない時に使ってみるといいかも。
着けてみるとわかるんですけど、ピアスでの1mmって結構大きな差なのです。
完成して腫れが完全に引いた後は6mmでよくなったのですが、ホール増やした際のセカンドピアスに7mmは再び大活躍でした。
3ヶ月目
セカンドピアスへの交換で抜き差ししたり、その度に後ろに張ってしまった膜を突き破っていたりしたので、軽く腫れたり血が出たりしました。
ファッションピアスを買って着けてみたりしましたが、やっぱりその抜き差しで膜が張ったりしたので、極力控えてストレートバーベルを外さないように。
セカンドピアスを極力外さないで2~3週間くらい経過したところ、お風呂で外すくらいは大丈夫になりました。
4ヶ月目
しばらく外してても塞がらなくなったのでファッションピアスも解禁。
この頃から外した時に皮脂がついてるのが目立つように。
今までは傷の回復をしていたから皮脂とかたまらなかったのかな…?
ホールの大きさを開けたときの16G(1.2mm)を維持するために、ファッションピアスを着けているとき以外はストレートバーベルを継続。
ファッションピアスを1日着けた後だとやっぱりちょっと入りづらくなってる。
無理に挿れると痛いので、16Gインサーションテーパー(拡張器)でゆっくり拡げて差し込んでいます。
外す度にストレートバーベルのボールキャッチを律儀に締めていると、ホール周りを引っ張ったりして傷つけそうでよくないのでは?と感じたので、後ろのボールキャッチは締めずに100均のシリコンキャッチをつけるようにしました(ピアスも長めの8mmのストレートバーベルに変更)。
負担が少なくなったのか、痛みを感じることが激減しました。
ピアスが太い分ヘタるのも早いので、ゆるくなったと感じたら交換しています。
ファッションピアスのキャッチもすべてシリコンキャッチにしました。
外しやすいし、落ちない。
5ヶ月目
普段の抜き挿しがスムーズになったので、試しにフックピアスを着けてみたのですが、こちらも負担なく着けられるようになっていたので、完成したととっていいと思います。
痛みが出ることや、腫れること、出血などは完全にないです。
お風呂では外して石鹸でしっかり洗うようにしています。
寝る際はホールが縮むのが嫌でストレートバーベルを着けています。
こちらがほぼ完成したので、追加でピアッシングしました。